この世界の闇。ここはクソエロゲ3丁目

たまに布教しつつクソエロゲの闇を伝えて世界の広さを教えるブログ

もう前の話忘れたけど将太のクソゲ チーズの香り(後編)

前回の続きです

 

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将太「これで……まだ、発揮されてない!?」

 辰「ああ。知らない奴らはチーズの味をありがたがってやがる……チーズを買ってくるクソゲーくらいしか知らないやつだって多い。でもな、このゲームの本当の芳醇な香りってのは……」

 

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辰「ちゃんと、プレイしなけりゃわからないんだよ」

 

シンコ「うわ……なんて中途半端な3Dグラフィックなんだ!」

 

将太「まって、シンコくん……それだけじゃない。キャラネームもなんだかおかしいよ!」

 

辰「ふっ、気づいたか将太。これを見てくれ」

 

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将太「酷い……ひどすぎるよ! 名前ってのは大切なのに、こんなにやる気がない……見た目すら関係ないレベルの名前まで入ってる!」

 

シンコ「ひええ~! 3Fの少女限定って……どれだけ3Fに少女が住んでるんだ!?」

 

辰「そして、このゲームの戦闘システムだが……」

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将太「……? 何もおかしいところはないよ? 辰さん」

シンコ「ちょっと凝ってるゲームならもっと洗練されてるだろうけどこのくらいなら」

 

辰「この仕様に大きな意味はない。いや……戦闘自体がこのゲームで意味がないと言ってもいい」

 

 

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シンコ「そんな……おかしいよ! だって、3Dで戦闘システムをちゃんと実装してるのに……」

辰「戦闘スキップ機能があるんだが……殆どの戦闘をそれで3秒以内に勝手に終わらせてくれるんだ」

シンコ「え、えええ!? じゃあ何の意味が……」

 

辰「意味なんて無い……まあ、スキップできなきゃこのゲームをクリアできる人間はほとんど居なくなるかもしれないけどな。この仕様が製作者の良心だなんて言う説するあある」

 

将太「これが……チーズ……!(ゴクリ)」

 

辰「それに、この戦闘スキップも後半の1戦闘以外はレベルの高い武器を装備しておけば一切苦戦せずに終わる。そしてその1戦闘も「ラスボスの特殊な耐性があるから」という理由だ」

 

将太「そ、それじゃあ本当に意味が……」

 

辰「とはいえ、弱い装備だったりするとあっさり殺される……ちなみに、離脱が激しいし最終メンバーは固定だから主人公だけ育てておけばいいぞ」

 

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将太「凄い……まるでユーザーというものに喧嘩を売っているみたいだ」

シンコ「で、でもキャラクターに褒める点はあるんじゃないの!? こんなにひどいだけなんて……」

 

辰「最初は俺たちもそう思ったさ。でもな」

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シンコ「な、なんてこった……全員が自分本位にしか動いてない……こんなキャラじゃ、ユーザーが好きになれるなんて思えないよ! 切り裂き魔が出てきてるのに二人で行けばいいなんて訳がわからないよ!」

将太「それに、このゲームの会話……エッチなんじゃない、下品なんだ! 品がないっていうのはこういう事を言うんだね……まるで、居酒屋でセクハラをするおじさんのような会話だよ!」

シンコ「あれ? でも最後に守るって決意はいいと思うんだけど……」

 

辰「おいおい、それが何回目だと思ってたんだ。作中で10回以上最後まで守るっていうんだぞそいつ」

 

シンコ「え、ええ!? そんなに!? もう守る気がないじゃないか! そんなのが許されるのは一生のお願いを何度も使う小学生くらいだよ!」

 

将太「くっ、まるで笹エロゲの笹木が可愛く見えるくらいに人格破綻者ばかりだ……敵であるはずのキャラクターが人格者に見える」

 

シンコ「そうか……こんなクソゲーがあったのに僕は……」

 

将太「シンコくん、僕も知らなかったよ。これをマサさんたちに持っていけば……」

 

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辰「おいおい、まだ終わってないぜ? このゲームのヤバイ部分はよ」

 

シンコ「こ、これ以上!?」

将太「そんな……」

 

辰「このゲームは登場キャラクターが八割クズだ。いや、見ていて不快感があるといいかえるといいか?」

 

シンコ「そんな……キャラに真摯な抜きゲの辰さんがそんなに辛口評価を……?」

 

辰「主人公はやけに政治発言が多いんだが……適当に性欲に負けたり、自分の都合のいいように解釈する……だが、それでもまあ酷いですむんだが」

 

将太(でも、辰さんの発言……それだけじゃなさそうだ)

 

辰「この主人公はな……言うことがコロコロ変わって捏造するんだ」

 

シンコ「ええ!? 言うことを守らないでもダメなのに……捏造なんて許されていいことじゃないんじゃ……!」

将太「捏造……一体どういう経緯でそんな事が起きるんだ……?」

 

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辰「これを見てくれ」

 

シンコ「……え? これは主人公がヒロインのことを助けていたはずがってシーンです、よね……」

辰「まず助けてない」

シンコ「え? えええ!?」

辰「コイツはヒロインに何度も救われて、窮地を救われたが……助けたことは一回もない」

 シンコ「ええええええええ!?」

将太「一度もですか!?」

 

辰「少なくとも、俺がコイツが助けたと認識出るシーンはないな……ちなみにこの子は「自分の寿命を使ってこの主人公が死にやすい運命にあるのを助け続けてきた」みたいな設定がある」

 

シンコ「な、何を持って助けられたなんて言ってるんだろう……」

 

将太「ひ、酷い……そんなのが本当に発売したんだ……!」

 

辰「とはいえ、俺が説明できるのはここまでだ……」

シンコ「ありがとう辰さん! これで政さんに……」

 

辰「本当にいいのか?」

 

将太「えっ?」

シンコ「えっ?」

 

辰「……こんな特級のクソゲー、知らないでショップ店員を目指すのか? ……お前たちも一流のゲームショップ店員ならプレイすべきじゃないか?」

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シンコ「将太くん……」

辰「まあ、もしもお前たちが本当のゲームショップ店員を目指すなら……プレイしてみろよ」

 

辰「この、新世黙示録 ーDEATH MARCHーを」

 

 

 

 

 

 

 

 

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よくわからないけど頭が変になってるんだと思う

 

さて、チーズで有名な新世黙示録。これが実際にどのくらいやばいかというと

 

「48(仮)のほうがマシ」

「褒める点がBGM以外にないがエロゲ業界でBGMは高品質なものが多いので実質0」

「剣のデザインは凝ってるけどまず剣を使わないしじっくり見る意義がない」

という辺りで恐怖を感じろ。感じてくれ。

 

チーズについて、ガチで次回当たりで(いつになるんだよ)ガッツリ語っていきたい

しかし、どうヤバイのかと言うと

 

「面白くもないしスキップできるようになっている戦闘」

「雑なレベルバランス」

「3Dモデルにやる気がない」

「というかシナリオもやる気がない」

「豪華スタッフで釣られた人多数」

女神転生シリーズとリンクしているというファンサービス(嫌がらせ)」

「殺意の湧くキャラクター達」

 

と、クソゲーのありとあらゆる悪魔を詰めわせた合体事故

ということで次回はちゃんとチーズについて聞かれなくても語るからな。覚悟しておけ