人間は愚か
ママⅡがそんなに好きなのだろうか? 結構DL版とかでも買えるのでおそらく興味を持った人は買うといいだろう。4000円の価値を再確認できる
http://www.getchu.com/soft.phtml?id=955868
だが悲しいかな。これはグリモラヴの記事なの……
前回はメインの文芸部を語ったが、次は人外組の紹介だ
悲しいことにこのゲームは人外組の方が相対的にマトモだ。具体的に言うとメインも生徒会もヤベー奴しか居ないので人外がどんだけやばくても人間の狂気に勝てない。パワーバランスが狂っている世界なのだ。弱キャラが妖怪だ
さて、まずはエントリーナンバー1
天使様の登場だ!!
この裏のこっくりさんが天使様である。おっと、逃げるな。逃さんぞ
わりとこういうコンセプト自体は嫌いではない。「超常的な存在が何かしらの媒体を介して現世に介入する」というのは、ホラーでは重要だ。
なぜなら、そういう存在だからこそピンチが生まれる。介入タイミングが決まっているからこそ、要素が揃わなければ活躍できない。そういう意味ではトラブルを片付けてくれるデウスマキナのような存在だ。
なんなら、こういう天使様が敵とも味方とも取れない存在でもいい。あくまでも代価を元に動いていて、油断していればコチラへ何かのアクションを起こして現世に介入しよとする。そんな存在でも話は盛り上がるだろう。
そう、この構成はとてつもなく王道ながら、活かし方次第では無限の可能性を秘めているのだ!
基本的には、多少の暗躍はあるが便利アイテム中の便利アイテムのようなものである。その理由も大したものではない
というか、微妙にテンポが悪くなるこっくり描写とかそういうのもあるし、変なところでお茶目ポイントを出そうとして滑るのも多いのがあまりにも残念すぎる
ただ、コレに関してはおそらく自分の中で一つの考えがある。
「ゲームのメインがアレな奴しか居ないので、どうあがいてもよくならない」
そうか……つまり世界の心は彼で俺はこのゲームをDL版で買ったからもう売れないんですね
どんな高級料理でもカレー粉を入れてしまえばカレーになってしまうように、クソゲーにどんな褒めポイントを入れても出来上がるのはクソゲーなのだ。0に何を掛けても0になる理論やめろ
さて、割と悪くない要素の次なるエントリーナンバー2番!
透明人間の透子である
本当のガチ透明人間であり、実際作中で見た目が分かることはない。そういう意味では気合が入っている
なんならエロいシーンでも透明だ。しかもなぜかムービーを動かしてるせいで「虚空に向かって主人公が腰をふる」という間抜けなシーンが生まれた。そのセンスを他に活かしてくれウルトラマン
さて、そんな透子だが……
普通にクソ野郎である
とはいっても、ナンノコッチャと思うかも知れないから羅列していこう
・基本的にコイツは悪事しかしていない。普通に他人に迷惑をかけて反省はしない
・どうも人を喰うらしい。妖怪も食うらしい。妖怪は実際に作中で食った
・ネタバレになるので、プレイする人は気をつけて欲しいがとあるキャラの使い魔である。しかし、お互いに敬意もクソもなくわりと不干渉
・かなり人間を見下してる
・透明であることを利用して人間を襲ってるエピソードもあった
ちなみに出てくるのは中盤からなので、この子目当てだとがっかりするかも知れない。いや、このゲームにがっかりするのが先だろうが
エントリーナンバー3!! メジェド様!!
このゲームに出演させるにはネームバリューがデカすぎる。このゲームでは押し潰されてしまうかもしれないが、元から潰れているのでセーフなのだ
さて、メジェドさまは良く分からない
……いや、申し訳ないが本当に良く分からない。学校を気づいたらうろついていた。理由はメジェドさまにも分からないらしい
そして学校にいついてなんとなく無く主人公を助けてくれる。必殺技はローリングソバット
なんでそういうのを雑に使うんだよ!!!!
せめて神様キャラを使うのに!!! そういう扱いで済ますもんじゃねえだろ!!!
そこでグリモ☆ラヴ換算で10エピソードくらいの容量の話が作れるだろ!!!!
……とまあ、そんな感じでメジェドさまもレギュラーである。エジプトの呪いでメーカーが潰れた……いや、関係ないな。普通に駄目だったやつだよな
まあ、そんなわけでこの3人がメインである
この3人は登場人物に比べると比較的マトモである。登場回数の問題もあるだろうが
ちなみにモブ人外もいるが
登場回数が一番多いモブ妖怪くん。無駄にバリエーションが多いのだが根幹がコンパチである
悔しいが基本的にその発達した体で攻撃してくるのだがたまに人形が本体のパターンと人形で殴ってくるパターンがあり、人形で殴ってきた時には笑ってしまった。悔しい!
殺人ピエロくん。コイツもいろいろバリエーションはあるがドナルドカラーのコンパチピエロはちょっと笑った
ちなみにコイツラの登場理由は特にない。何故か妖怪がたまにピエロへと姿を変える。以上である。異常だろ
最初のピエロエピソードはまあ、ワカランでもないのだが実績解除なのかベース妖怪が出現するとなぜかコンパチキャラが噴出してくる。容量の少ない時代のドラクエかお前は
汚い初音ミク(小声)
おっぱいが見えてるので上だけだが、無駄に力が入ったゾンビである。
世界観分かってる? 普通にゾンビが出てくるようになるが明確な理由はない。妖怪と同じ感じで出てくるし、退治したら普通に消える。ゾンビの必要ある?
色々と武器を持って襲いかかってくるが、大して強くはない。妖怪で強いやつはそんなに居ない。いても天使様と部長で倒してくれる。緊張感どこ……? ここ……?
おっと、忘れるところであった
佐藤さんである。結構ここではガッツリ喋ってるが基本は主人公の後ろで守護して「守らねば……」としている無口な幽霊である
もともとは「オカルト研の昔の部長で首を切り取られて殺された怨霊」という設定がある
実際にちょこちょこ守ってくれるが因縁がない
いや、そこそこエピソードは入るのだが、水90に対してのカルピス1位の割合で入る程度である。残りの9? 虫とかです
この作品の色々と根幹に繋がってきそうなのだが、エピソードを掘り下げてもあまり関係がないと言うか儀式の犠牲になって祟り神にされた女の子ということが分かる
でもこの学校が可笑しいのはあまりわからない。登場人物がアレなのはもっとわからない。素材の味なのだ。お金返して
さて、ここまで説明したがこの登場人物……人物? 登場妖怪よりももっと恐ろしいアホとクズとカスが存在する場所がある
それは……次の記事で紹介する生徒会 生徒会なのだ!
妖怪よりも恐ろしく、まだ理由がある妖怪のほうが理解できる
このゲームがおかしくなっている理由……はたくさんあるな。そこは無しな。忘れてください
まあ、このゲームにおける異常者集団である。奴らが居ないとストレスの半分以上は解決する
そんな恐ろしいやつを次回は紹介していこう。プレイするときは胃薬を忘れるなよ!
画像をあさっていたら見つけたが、この空間がなんとなく面白かった
別にこの空間はコラでもなんでも無く大真面目に「お昼のラジオで相談室をしている」という状況である。何を言ってるかわからない? なら、買おう! そうすれば君ものこの本当の真実が分かるはず! 分かっても返金はしないからな! 覚えておけ!