いや、ラブコメを名乗るのであれば描写をしろよ。
そんな突っ込みから入る第一弾、幼馴染みルート。ちなみにこのゲームは絶望的な事実として「1キャラにつき2人ヒロインが詰め込まれたバリューパックなので見かけのヒロインの数は7人だが攻略ルートは4つ」というお得パックの存在なのである。
別にお値段がお得になっているわけではない。
なんなら普通にフルプライス。ニコイチにされてしまったことで逆に不都合さや不自然さが生まれている。
さっきのゲーム画像ですら、1ルート当たりの分量の尺の問題なのではないかと邪推をしてしまう。どういうつもりだ。
まあ、でも実際に全部で9ルートをこの物量というかルビでやられると精神が崩壊してしまうのが先か、ルビで目が潰れてしまうのが先かのデスゲームが起きてしまうのでコレはコレで正解かもしれない。
実際の分量自体は少なくないので、ボリュームを誤魔化してる感じはしない。それがプラスになるかといわれるとならないが……
さて、ここで攻略に入る前の流れなのだが……
同居するヒロインがお風呂でイタしているのを見かける
↓
コレはチャンスと持っていたスマホで撮影をする
↓
最後まで撮影をし終わると、誰か盗撮していることに気づく
↓
一応追いかけるも取り逃がす
↓
そこで、覗いたでしょ!! と言う言い争いに
↓
交換条件で恥をかくようなコトをしろ
↓
期間内に成功するまで告白をしてみせること
と言う流れである。
まあ、まず百歩譲って偶然覗いてしまうシチュエーションなのは許そう。
なんで撮影するんだよ。性欲オバケの学生は確かに撮影するかもしれないけど犯罪行為だよ? まず主人公はお前は未来から過去に生き返ったんだぞ。つまり30代を超えるおっさんなのだ。中身は。
それが若さの衝動に任せて撮影をしようじゃないよ。なんだよ。未来でどうやってシャバに居られたんだ?
まず、それはいいとしてその後の盗撮に関する一連の流れもまあ、アレだがいいとしよう。
ちなみに普通に捕獲は失敗する。ここの流れは色々と後で言うけど本当に酷いから覚悟しておけよ。
さて、なんで恥をかけというのかというとこの子が小説を書いていて(恋愛物)、そのサンプルというか経験として実体験が欲しいから人柱になれというのだ。
まあ、これ自体は考えようによっては覗かれて撮影されたコトを考えると優しい部類である。場合によっては警察にご厄介で牢屋コースである。
コレは確か手近に私で済ませても良いよ? という誘い受けに対して「そういうのじゃないんだよ」と答える主人公。誠実と取るか、誠実にするんならまず撮影すんなカス男と思うかは皆さんの自由である。僕は後者かな。
さて、実はコレは共通ルートの話でありここから告白が始まるのである。
告白に関しては、全部最初に失敗するし上手くいかない。
まあ、ギャルゲーらしい展開だが、その後に全員が実はためらっていただけで本当はOKだったんだよ! と言う話になる。まあそういうもんもしれないがそれはそうとして素直になれない奴が多すぎる。9割が犯罪者メンタリティであり犯罪を普通に犯している奴らなのに。
さて、そんなこんなで好感度次第で誰のルートに入るのかが決定する。
ちなみに、ここでどの選択肢を選べば誰の好感度が上がるのか分かりやすく可視化されている
個人的にはこれ自体はとても良いと思う。選択肢を分かりやすくというのはキャラゲーとしてはどうしてもついて回る話だ。
それに、こういった好感度の選択肢を探すゲームには種類がある。ラブコメ方面のゲームであるならむしろ誰を攻略するか分かりやすい方が良い。そのときの反応を見て違いを楽しむと言う面でも評価したい。
まあ、全部選択しないとハッピーエンドにいかないのはどうかとおもうが。好感度らしくゲージ管理をする上でコレなら面白いと思うんだよなぁ……
個人的にはこういうUI面は割と良いと思う。いや、横から出てくるUIはクソだと思います。忌憚のない意見って奴っす。
消せるけど、消す意味が無いくらいに画面幅がでかいんだよな。情報0だし。と言うか一枚絵がアップしたりしまくるせいで殆ど意味をなしてないの何?
さて、それでこの幼馴染みルートに突入する話にしよう。
さて、ここで恋人関係に慣れずに困っている主人公……
しかし、おたがいの心に踏み込んで恋人になれたのだった! 多分普通に見てもあんまり面白くないよ。
さて、そういうわけで……ここで一人話が違うとキレた子がいる。
ここにいるは百合少女。と思わせて男嫌いをこじらせた生徒会長の子である。
さて、ここでなんかむかつくルビに潜んだ企みという不穏なワードがあることに気づいただろう?
さて、ここから凄い酷い。
まず、先ほどのここを覚えてるだろうか? 忘れたならブログ全部読み返してくれたら許すよ♥
最後まで撮影をし終わると、誰か盗撮していることに気づく
↓
一応追いかけるも取り逃がす
ここである。
この実は盗撮班は百合少女であり、なんなら共犯だったのである。
何? どういうこと? アホしかいないの? と思ったそこの君、めっちゃ正しいぞ。
さて、まずコレは告白で自分に告白させようとした迂遠な作戦だったのである!!
猫にオルガン叩かせて猫ふんじゃったを演奏させるような作戦だな。
それに対して、この生徒会長は「アホをちゃんと直視したら傷心して諦めるだろうから、そこに私が入るチャンスがある」と思って参加したらしい。色々言いたいことはあるものの、もう一人の作戦がアホなのでわりかしマシに見える。
しかし、もくろみは失敗。恋人関係になってただアシストしただけになってしまった。
そのせいで、二人の関係はどこかギクシャクとしてしまいこの少女は一人で悲しみを抱え続けることになってしまった……
と言う話なんだけど、ここで一つの事実がわかるだろう。
主人公のスマホ撮影、アレは作戦にない。
つまり、アレは普通に作戦関係なく起こした。カス野郎がよ。
ちなみにどうでもいいが、委員長も微妙に興奮していたような話があった気がする。クレイジーしかいないのか。と言うか作戦でも一人プレイを始めるなよ。登場人物全員モンスターなのか? モンスターだよな。
さて、そこからの展開だが……
エロゲらしい展開になる。理解をするために体を差し出してくる。
断らねえ性欲モンスターがよぉ!! とか思うかもしれないが、一応コイツが握ってる弱みを使って社会的に抹殺すると脅してくるのでここは同情出来るのだ。
そして、クソぼけれ恋愛脳になってしまった幼馴染みを尻目に、この二人の秘密の関係が始まる。
ちなみに幼馴染みはゴールすると確かに話が作れないので二人にしたい身はあったのかもなぁ……とは思う。元からそういうつもりで作ったのかもしれない。ちょっと評価プラスです。
ちなみにその後、なんやかんやがあった結果3人は全員で付き合うことに。
実は幼馴染みもこの親友がラブの方面で好きな気持ちが合ったと判明。バラバラなんて嫌だ! と言うことで百合ルートに突入したのだった。
鼻くそをほじりたくなるような展開だが、まあいいだろう。
ちなみにここからどのルートでも起こるバッドエンドを防ぐための展開に入るのだが、男嫌いになった理由にはこの子を洗脳したラスボス女のせいなのだ。
こいつである。初めて見たときには死ぬほど爆笑してしまった。
油断できない美女って名前なことある? 油断できないってどういう所から初対面で印象づけたんだよ。もうちょっとあるだろ。ただ、この作中でもトップクラスに胸くその悪いクソ女なのだがいずれ語ります。
ちなみに、めちゃくちゃ頭が良く権力を持っていて策謀に長けているみたいな内容なのだが、実際にはヤクザの情婦で権力によって排除しようとしてくるヒステリー女くらいの感じしか受け取れない。
凄い奴。ヤバいやつ。そのヤバイのはコネクションが凄い複雑なのでコイツに害を成すと誰から刺されるか分からねーから手を出せねえみたいな話になったのだが、だからなんだよ。最後に暴力で解決なんだよな。みたいな話になる。そんなやつを敵にするな。
すっきり終わらないラブコメに対する不純物たる存在であり、コイツのせいで色々と狂ったのになんかすっきりする終わりも用意されずそこまで因縁がないのだ。
だって、主人公がいきなり絡んできたのが色んな原因だからね。異分子からスタートする話ってなんだ? 分からん。
まあ、何故か海岸で企みが成功したと思ったときに独り言で全部話すコンサートをソロ開催するアホなのでそれで全員に本性がばれたおまけにARMSと言う漫画に出てくるただのサラリーマン夫妻みたいな超人の親が全部なんとかしてくれてハッピーエンドで終わるのだ。は?
本当に酷いので是非見て欲しい。同じ苦しみを味わえ。
せめてまともな解決をしてくれるなら評価はもう一段階上がるのだが、マジで闇の権力者に対して海外を飛び回るスーパーマン一般人によって征伐されました。めでたしなのはどうかと思う。
さて、実は攻略した順番と紹介している順番は違うのだが理由は簡単。
このルートが全体で見ると結構マシな部類だからだ。
(個人の意見です)
つまり、ここからいろいろな飛び道具で襲ってくる。マジで覚悟をしておけ。
ただ、総評としてはこのルートは登場人物の知性が本当に軒並み動物園の猿山よりも低いことを除けば、キャラの動かし方などは結構マシな部類ではある。
まあ、マシなだけで赤点なのはそうなんだが。落第しちゃうんだよな。
ちなみになんか上手くいって法律を変えて重婚を成立させたり、その関係で権力者になって全部上手いこといって忙しくて大変だよぉ~みたいなエンドをお出しさせる。
というか、この記事を書いているのはクリスマスイブである。
今日は聖なる夜。まあ、それなら性なる夜に書けてこういうアレな記事を書くのも許される日だろう。
○リスト様も、多分PV数になってくれるはずだ。○リスト様向けのクソエロゲも準備しておくね。
ということで、次回はどれを紹介するか悩んだものの友人の攻略に行こう。
このルートは、色々と問題があるもののまあマシかもしれない。その問題が大きいんだが。
全部のルートに言えるじゃねーか。
ということで、また次回。
ちなみに今回がボクシングでいう左ジャブだとしたら次は禁断の膝蹴りである。
まあ、残っているのはマイクタイソンの左ストレートと右ストレートなのだが。首がねじ曲がって死なないように祈っておこう。
しかし、プレイしたときには「とほほ~もうクソエロゲはこりごりだよ~」みたいな心持ちになったのに……
体は闘争を求めているのかもしれない。