えっ!? 前回の記事から1年以上経過してるんですか!?
未だにこのブログを見てくれている方が多く居る。そんなことが嬉しい。
だってこのブログって収益無いけどちゃんとお金かけて継続しているんですよ。ドメインもとっている。ちゃんと課金してクソエロゲの記録をネットの海に残しているのだ。
さて、そんなブログにもついに新しいネタがやってくるときが来た。
LOVE・デスティネーション
そう、2020年のクソゲーオブザイヤーinエロゲー板の大賞を見事に受賞したこの作品である!!
忙しかったり、他ゲーにかまけていたりなどの色々とあった自分も時間の余裕があったので「ほほー、大賞ならばやらねばならぬ」という誉れにも似たような気持ちでこのゲームに触れることになった
(そして地獄を味わった)
さて、公式で説明されているこのゲームについてだが……
ストーリー
地位にも金にも♀にも全く何の縁の無いBAD ROUTEのまま、
【天の声】よる手違いでBAD ENDを迎えてしまった主人公。
不祥事の隠蔽を謀った【天の声】によって、
“別の可能性”に繋がる分岐点に戻されると、そこには……
現役時代は♀目当ての変態扱いがイヤで選べなかった、
[♂のいない“元”女子学園への入学]なる選択肢があった。
BAD ROUTEに至ると知っている方を避け、
“元”女子学園生活に飛び込んだ主人公は、
紆余曲折の末、何人もの美少女と“後は選ぶだけ”に!!
BAD ENDを回避したからHAPPY ROUTEだらけの世界になった~♪
と思いきや、“未来の記憶”を思い浮かべてみれば、
彼女らみんな、存在しないかBAD ENDに堕ちそうなんですけど!?
このままだとロクでもない結末になると知っている♀らと、
[前の選択肢に戻る]事ができた♂が進むべきROUTEとは……
何もしなければBAD ENDだらけと知っている世界で、
因果律に逆らうささやかな羽ばたきが、
今、始まった。
すでにここで分かるかもしれない。意味不明な文章が並んでいると言うことに。
君のその予感は正しい
さて、コレはジャブでしかないのだが……実際に見ていただこう。コレがこのゲームのプレイ画面だ
そう! ルビがうるさすぎるのである!
微に入り細を穿つと言う言葉はあるが、さすがにそれだとしても重箱の隅にまでミチミチに詰められてしまっては食べにくくて溜まらない。
それに加えて、ルビ自体もそのまま読ませてくれるわけじゃなく「意訳」だの「ネタを入れる」だの目を離して問題ないわけじゃない。いや、見なくてもいいな。
さて、じゃあこのゲームはこのルビだけで大賞になったのか?
そんなわけはない。むしろこの要素はジャブ程度でしかない。言うならドラクエで言う毒の沼のようなダメージ床だ。コレを通れるようにならないとこのゲームはクリアなんて夢のまた夢である。
さて、今回は各ルート毎の説明を加えつつ、大長編でこのゲームを解説していきたい。気になるところはヒロインだろうが、その前にサクッとシステムについて説明をしておこう
システム自体は悪くはない。
何故かシステムコンフィグを開くと
最適化できてないタイプのそのまんまなシステムコンフィグが出てきたり
CG集を見るのに何故か別枠として立ち上げる必要はあるのだが、それは些細な問題である。
意外なことにゲーム自体は快適な方ではある。
いや、あくまでもクリックとかそういう部分に問題が無いだけだが。
しかし、この横のサイドバーは消すことも出来るがそれはそれで不便なので出すことになる。
というか、サイドバーを消してても出しててもなんも情報も増えないからただの画面の無駄使いである
じゃあ便利かというとそんなことはない。
妙にもっさりしたスキップ。前の選択肢までいけるが、次の選択肢まではいけない。使えそうで使わない機能。CGはわざわざ別の機能を使ってみることになる。なんで?
と言う当たりで地味にポイントが高い。だが、コレはあくまでもジャブ程度。コレがジャブなら本体はどんなマイクタイソンだよと思うが、カイリキーみたいなポケモンの可能性もある。そのくらいの化け物である
毒にも薬にもならない、いやむしろ毒ではあるな。そんなシステム解説の次はヒロインの簡単な説明である。
各個別にちゃんと説明するのでさっくりと触り程度に
ヒロインその1 アイ
さて、この子だがメインルートに入るまでは死ぬほど空気である。
空気過ぎて「結局どういう存在なんだ?」に関しては宙に浮いている。まあ、それはいいのである。いやよくはないが
コイツのやばさは個別ルートに入って初めて見える。あと、ニコイチにされがちなこのゲームで唯一の単独ヒロインであるが、その看板すら偽りがありという問題児。なんなんだ。
ヒロインその2
幼なじみの黛 眞優梨(まゆずみまゆり)。典型的なツンデレ幼なじみと言いたいところだが、コイツはコイツで色々とヤバイ。面倒くさいのは良いのだが道理が通らないのは勘弁してくれと言いたくなる
さっさとくっつけよといいたいが、話の都合で引き延ばしされるかわいそうな子である
ヒロインその2のおまけ
レズな椹木 咲麗子(さわらぎさくらこ)。よくあるフェミニズム系統してる勘違い系女の子で学校の委員長だが、色々と話を動かすために面倒な奴にされている。
とはいえ、コイツもコイツでヤバイしルートによってブレが激しい。
ヒロインその3
ビッチ(仮)の乙名 詩那(おとなしいな)。恋愛ゲームにおけるビッチキャラというのはお約束みたいなものはあるので安心! と、言いたいんだけどコイツの場合には核地雷が埋まっている。全身を吹き飛ばされた
ヒロインその3のおまけ
双子の妹である乙名 莉那(おとなりいな)。この作中でも一番電波でヤバい奴。コイツは地雷感しかないが、共通ルートを越えた後が一番ヤバイ。あと、設定というかこいつだけなんかブレがある。ただ、ブレがないとよけいに怖いよ
ヒロインその4
男の娘(仮)な陵 瑞希(みささぎみずき)。男の娘という好みの分かれるジャンルだが、コイツの場合はちょっとしたトラップが仕掛けられている。ただでさえトラップなのにさらなるトラップを仕掛けるのには参ってしまうね
ヒロインその4のおまけ
目隠れに見える神尾 花梨(かみおかりん)。別に隠していないし、なんならこの子が好きという気持ちでこのルートに入った人間はおそらく色々とダメージを受けてしまうかもしれない。というか、このゲームこんなのばっかりだな
さて、こんな彼女たちと交流する共通ルート。
特に言うことはない
いや、実際に何も言うことはない。毒の沼地みたいなゲームでの給水ポイントでしかない。
とはいえ、そこにたどり着くまでに不快ポイントはちゃんと抑えている。主人公がやけに金持ちに対して上級国民などとレッテルを貼って、低見から嫌みをチクチク言う存在となっている。
この主人公という存在の好感度がドンドン下がり、毒沼みたいなルビ地獄を超えて個人ルートに入っていく
ちなみに選択肢だが
こういう感じで好感度の上がる選択肢、ルートに入る、バッドエンドに入るというのが視覚的似分かりやすくなっている。こういう行き届いた部分はとても良い評価点だと思う。それはそうと
この主人公の立ち絵、公式サイトというか販売サイトを見て初めて見た。ゲームをプレイしても一回も見たことがない。プレイ後に見るとなんかむかついてくるなという感想になってしまう
いや、実際コイツが自分にブーメランになるような発言をしながら他人をくさしてくるのでとんでもなくなんだコイツという顔になる。
さらにとんでもないような事実があるのだが……まあそれはいいや。個別ルートの語る段階で語ろう。
というわけで、このゲームのさわりの部分を語るだけ語った気がする。いやまだ足りないが、それもいずれちゃんと言おう。
とりあえず、このゲームのジャブでお腹いっぱいだと思った君。この先を超えることは出来ない
ちなみにこのゲーム、Twitterでプレイ感想を言う機能が直接ある。どうしてそんな自分が辛くなることを?
そして、Android版もある。つまり、どこでもプレイ出来るというわけだ。
というわけで、もしも地獄を味わってみたいなら是非プレイしてみよう!
DLsiteを貼るが、公式サイトから一発だ!
次回はジャブ程度に幼なじみルートから解説だ!