君たちは知っているだろうか
2016年のKOTYe大賞を
・中身のないりんかね
・48(仮)以下
・怖さと面白さとテンポの良さを取り払った「学校の怖い話」
こう呼ばれたゲーム
グリモ☆ラヴ 放課後のウィッチ
ついにこれに触れる時が来た。触れたくないな
さて、このゲームは白いパンツと言うメーカーから発売された。荒いながらもニッチな性癖に対応して情熱を注いで作った1作目は姿勢は褒めるべきだろう
そして二作目
なぜかそのニッチ性癖を捨てた
何故捨ててしまったのか。採算が取れなかったのだろうか? そうだとしてもこんなゲームをこの世に出していいと思ってるのか。たとえ世界が許しても俺は許さないぞ
さて、このゲームは「学校であった怖い話」のようなゲームである。あくまでも扱っている題材が。間違っても同一視してはいけない。首を吊るし上げられても文句を言えない
さて、このゲームの公式説明文が微妙に長過ぎたので抜粋すると
ある事件に巻き込まれ、その結果、第二文芸部という名のオカルト研的な部の一員となってしまう。
魔導書の影響で、彼の周囲ではエッチなトラブルや事件が勃発!
果たして彼は、念願のラノベ作家になれるのか!?
一見すると普通のバカエロゲーに見える。たしかにそう見える
そう考えた貴方は甘い。ストロベリーパフェにはちみつをかけるよりも甘い
まず、このゲームは公式サイトでも売りにしているものがある
・220を超えるエピソード
である
公式サイトで確認しようとしたら公式サイト消えてた(小声)
さて、ストーリーが多いはメリットに見える。だが、このゲームは「全く面白くないチラシの裏に書くのもためらわれるエピソード」が210はある。この中にはメインストーリーも含めている
10は面白いエピソードあるんでしょ? と前向きな君に教えるがグリモ☆ラヴを摂取し続けてグリモ☆ラヴで感性を侵された後の面白みなので
間違っても常識的な面白さを期待してはいけない。友達との会話でふっと変にツボに入るタイプの笑いである。
さて、この220エピソードなのだが……
長さがありえないほどまちまちである。
「えっ? ここで終わるの?」から「えっ? まだ終わらないの?」まで沢山あるのだが、体験版範囲の1週間で殺される怪異エピソードは何故か1週間をまるまる描写する。その後はそんなに細かく描写する話は一切ない
このゲームはユーザーを考えていないという点では圧倒的に強さを誇っている。
まず、最初に音に寄る攻撃だ。言葉では説明しても伝わりにくいだろう
とりあえず録画しておいた。見てほしい。これがクソゲの武器である「超音波攻撃」だ
ちなみにこれは毎回この風紀委員が入るたびに入る。さらに、この風紀委員は毎回風紀委員の数だけクリックを要求してくる。その間、BGMを止めることは出来ない
MTGのテキスト効果みたいだが、事実である現実であり耳への攻撃である。これ以外にも「SEが明らかにスタッフの声」「使いまわしすぎてしんせんみがない」「でもナゼかたまにバリエーションが豊富」「声優の予算が明らかに過剰すぎる」とかの感想が前編を通して出てくる
デザインは何故か統一感がない。今回はこのゲームの概要で今後詳しく解説するが……
これはゲームに出てくるピエロくん。何故このポーズかはわからないが妖怪らしい
このゲームのメインキャラである妖怪くん。こう見えて使いまわし汎用素材なので顔が違うだけでたくさん出てくるし全員が人形を持っている
わからない。ただこのゲームは恐ろしいほどアレだということだけである
そして、エピソードは短いと15クリックで終わる。長いのはなんかやけに長い
それが合わさることで「クリアまで三ヶ月かかる」というツクヨミを食らった。返して
まだまだ紹介要素は沢山あるが、とりあえず最初から飛ばしすぎても振り落とされるだろう。モンスターエンジンで作られたこのゲームは恐ろしいことに最初は「案外読めるのでは?」となる
しかし、それが100エピソードを超えた辺りで目が死ぬ
150を超えると記憶がない。だって全部クソつまらないんだもの
バグはない。悲しいことにこのゲームにバグはない。だから普通に使用どおりの完成をしている
でもこのゲームはあまりにも面白くない。全く本当に意味のない怪異も関係ないエピソードが30はある
このゲームを評するなら
「底辺に属するなろう作家に金を払って無理やり書かせた駄作」である。最初が面白くないなろう程度に見える辺りがそれを加速させる
でも俺はコレに7000円をかけたのだ。それは忘れないでほしい
https://www.amazon.co.jp/gp/product/B01A9MLSYA?ie=UTF8&redirect=true
アマゾンなら3000円くらいだぞ
ちなみにこのゲームの俺の推しキャラが居る
それは……
本当にオカマリモである
どういう存在かと言うと、急に現れて意思を持っているが転げ回ることしか出来ず部室のゴミを吸い取っていくルンバみたいな存在である
彼の存在はこのゲームを表しているようで何故か気になってしまう。これが……恋?
ちなみに2エピソードくらいしか登場しないしセリフもない。その程度の存在
グリモラヴ、次回はキャラ紹介をしていこう
このゲームはバカゲーの皮を被っても隠せないしそれどころかその皮が燃えるほどのクソゲーなのだから