この世界の闇。ここはクソエロゲ3丁目

たまに布教しつつクソエロゲの闇を伝えて世界の広さを教えるブログ

俺達はまだりんかーねーしょんの意味を知らない

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ああ逃れられない!

 

2009年に発売されたこのゲーム。りんかーねーしょん新撰組。このゲームはかつてのKOTYe(クソゲーオブザイヤーinエロゲ板)に於いて大賞を取った作品だ。

当時、2008年に伝説の「魔法少女アイ3」が発売し、未完成にしてCGすらない製品未満という核弾頭によってクソエロゲ界を賑わせ、そして恐れさせた

 

「こんなものが出たら、もうこれ以上は出てこないのではないか……」

 

翌年に出た。早すぎる世界である

このゲームの何が凄いのか。絵は当時で考えても標準よりも高いクオリティである。プレイして気になるCGもない。音楽もいい。OPなどは耳に残る。じゃあ何がヤバイのか

 

シナリオ。そう、このゲームはひたすらに突き抜けてシナリオがヤバイのである

 

とはいえ、このくらいは前知識として知っている人も多いだろう。じゃあどんなものか。一例を出してみよう

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こんなノリで最初からぶっ飛ばされるのに耐えれるならこのゲームをおもったよりは楽しめるかもしれない。

 

過去(数千年前クラス)の前前前世の話題を唐突に入れてくるので、非常に読みづらくなっている。「君の名は」どこじゃない。俺の名はというレベルである。ジャギ様もビックリするだろ。

 

このゲームは割りと語り尽くされている感じもあるので、プレイしてみた感想とか個人的に気になった部分で語っていこうと思う。というか見たら画像素材が思ったより足りなくて「えっ? もう一回プレイしないといけないの?」ってなった

止めて死んじゃう

 

 

まず主人公の沖田裕実(おきたひろみ)。過去に死んだ妹と同じ読み方で違う漢字の名前である。親は何を考えてんだ。

 

最初に思うのは「この主人公ヤベーやつだな?」である。読みにくい過去視に加えて主人公が最初でトップギアで飛ばしてくるのでめちゃくちゃしんどいのである。

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最初あたりの最難関であるのは「僕と一緒にいる人間は不幸になる」という強迫観念にかられている主人公は幼馴染、そして記憶にない自分を知る少女を遠ざけようとクズの振りをして無理やり関係を絶とうとする。

 

当時の虐待おじさんのモノマネをして追い払おうとする主人公

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あまりにもガチすぎる。クズの演技というけどこれは元からそういう性格とかじゃないと出来ないレベルだろ

そのせいで異常に主人公に対してプレイヤー側からの好感度が低くなる。ウジウジ系主人公はどうしてもフラストレーションがたまるのだが、過去視によって混乱させられて唯一の寄る辺である主人公にこれをされると流石に心の平静が保てない。

 

和解はするのだが、ちゃんと殴られたりはたかれたりはする。何故そういう小さいポイントを抑えているのに過去視をこんな風にしてしまったのか……? コレガワカラナイ

 

 

この世界はこういう風に説明されているのだが

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そんなに扱いが低いかと言われると、結構微妙である

少なくともカラスや野良犬が出現すると避難しろとは言われない。もうちょっと高く見積もってもいいのではないだろうか? ボブは訝しんだ

 

 

次の回で他のことに突っ込んでいくが、今回はミシェルに付いて説明とかをしていこうと思う。

 

ミシェルというのは登場人物であるミシュリーヌのお姉さんである

f:id:BADFriend:20171020094950j:plainこれがミシュリーヌ

 

f:id:BADFriend:20171020095016p:plainこの子がミシェル

 

アンドロイドっぽい存在で、姉妹機であるという設定でちゃんとそこら辺りは補完されている

ちなみにこのゲームにおいて一番面白いとされていて、個人的にも評価が高かったのはミシュリーヌルートである。過去視が入らないかつ主人公がメンヘラ化しないだけで随分と良くなる

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さて、ミシェルは言うなればこの物語における事情を知っていて、裏から手を貸す存在。他の作品で言うならワンピースのシャンクス。コナンの服部平次ハルヒ長門みたいなもんである。微妙な立ち位置なのでまあそんな距離感で納得してもらいたい

 

皆のお姉さんにして、事情通であり様々なことを知っているミシェル。このキャラはこの作品で正直一番好きなキャラである。

 

喫茶店のオーナーであるシモンという穴を掘るか、肉の好きそうな芸人っぽい名前をしたこのおっさんとよく絡んでいる

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個人的にこういう狂言回し的な立ち位置は好き

 

ミシェルは更に、裏では活躍をして女帝などという二つ名もつけられている。カッコイイ

ミシュリーヌに対しては小さいミーと呼び、お姉さんとして様々なアドバイスや手助けをしてくれる。素敵

 

ミシュリーヌルートに関しては、ミシェルとミシュリーヌの秘密に繋がる話であり後読感もよく後から考えると素敵でちょっと泣きそうになるルートである。でもプレイ中は怒りで感じれないのだが

 

そんなミシェルは素晴らしいと思うので、一度買ってプレイしてみてはどうだろうか?

DL版も発売している

 

 

そんなミシェルに問題があるとすれば自分のパートで専門用語でしか喋らなくなることだろう

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ココらへんについては大して説明されてはいない。なんか伏線っぽいのもあった気もするがあまり思い出せない

思い出すとノイズが交じるというかノイズの中にたまにいいシーンが浮かぶという末期患者みたいな現象が起きるゲーム。りんかーねーしょん新撰組

 

ちなみにプレイ中のTwitterを纏めてもらってるのでここから見れば当時の荒れ具合がよく分かる

togetter.com

次回は何について語るか全然考えてないので思いついたことを語ると思う。

いいところもある。でもそれ以上に意味不明で分からないし分かろうとすることが苦痛な所が多いゲーム。それが「りんかーねーしょん新撰組

 

クリアするまでには解読をしていくと恐らく1ヶ月位かかるであろう

覚悟をしてプレイをして欲しい

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