りんかーねーしょん新撰組から逃げるな
サボっていたことを思い出して前回の記事を見返してみた所
「思いついたことを書いていくと思う」
とか言っていた。二ヶ月前の自分に対して言いたいのは「何も思いつかないんだよぶっ殺すぞ」ということである
しかし、あまりにも何も書かないと「もうこのブログの存在忘れて良いんじゃないかな?」となってしまう。良くない……いや、どうだろ? 忘れても良いのでは?
もしかしたらうっかり買ってしまう人がいるかもしれない。そこでコレを見て救いに。買ってない人はコレを見て予防線にして欲しい。
なお、俺のプレイしたアレなゲームは増えていた。というかここ最近で一番の魔物が存在した。ふっと考えて1記事分くらいにはなるかと思って見返してみたら目が潰れかけた。だがしかし、それでもこのゲームを伝えたいという気持ちが強くなったので書いておこうと思う。俺の4200円(税別)の供養のためにも
さて、そのゲームのタイトルは
ママとの甘い性活Ⅱ
というゲームである
既に嫌な予感を超えてSAN値ピンチになっているかもしれない。待って欲しい。いや、待たなくても良いか……
ママとの甘い性活Ⅱというゲームである
このゲームはコンプリーツ(THE ガッツなどを作成したメーカー)の作品である。この情報だけだと「ああ、ガッツのような狂ったゲームを作るからその一環か」みたいな顔をしてしまう人もいるだろう
だが、その考え自体はちょっと待ってほしい
THE ガッツ自体はしっかりと作られたゲームでニッチ性癖向けでありあくまでも話題性以上に中身がしっかりしているゲームなのだ。比べてはいけない
ちなみにこのゲームは2だが1はこれである
もうこの時点で色々と嫌な事情が垣間見えるだろうが、それはユーザーには関係ない。見えている地雷と言われて買うのは狂っている奴だけと言われた。そのとおりだと思う。否定はできない
(堅実なメーカーだったが、コンプリーツの社長が変わったり、原画やらもいなくなって色々とヤバい事情や噂は聞こえるがユーザーには関係はないのである)
さて、ママⅡ。このゲームはどういうゲームか?
公式の説明文はこんな感じである
「やさしい彼女の手ほどきで童貞を棄てマザコンを卒業出来るのか?
催眠術を巧みに使い、パパが留守中に二人の関係を構築するエロコメディ」
まあ、これ自体は良くあるエロゲの内容。特にエロよりの奴ではあるが。
ではメインヒロインを見ていこう
これを見た人は「現代アートの一種かな?」とか思うかもしれない。定価4,200円の作品のメインヒロインだ。ちなみに20代の後妻であり、主人公のママになろうとする健気な人である。ルートによってドMになったりドSになったり忙しい
サブヒロインは一人。主人公のショタもいるのだが
4200円(税別)のパワーを感じ取ってもらえたと思う
この主人公は「亡くなった母の面影を忘れられず、後妻のヒロインと距離を開けてしまうが仲良くなりたい。そこで催眠術という取っ掛かりで仲良くなろうとしたら急にエロに目覚めてエロいことをしまくる」というストーリーである。まあここ自体はエロ優先ということでそこまでおかしくはない。
テレビで催眠術の番組を見てヒロインのお母さんに「催眠術やってみよう!」というノリでここで分岐である。短いゲームなので展開は超特急だ。正直、この速度で轢かれたら肉片一つ残らなさそうである。
普通に拝啓に組み合わさるだけでも中々狂っている気もするが、しかし平常運転
サブヒロインは催眠術の先生。
わりと年上の催眠術師らしい感じで、可愛らしさもあるストーリー
催眠術を教わる中で主人公は先生に悪戯をし始める。それがエスカレートしていき関係が深まるというストーリー。ちなみにしっとりとしたエンドでコレ自体はそう悪くない。先生はドMキャラなのでショタおねもある
進めていくと、CGが当然のように入るのだが
最初見たときには組体操かと思った。別にコレはそういうお人形を抱きかかえているわけでも不気味の谷を超えれない人形を使った遊びでもない。催眠術で眠った先生と悪戯をしてやろうという主人公の構図だ
先生に催眠術をかけてエッチなことをしてもらう主人公。性欲旺盛だがそれはエロゲ主人公なのでむしろ標準搭載だろう。それはそうと
このキスをしようとするシーン、体を乗っ取ろうとしてめり込ませてるようにみえる
さて、メインヒロインであるお母さんについて説明しよう
危ない薬を決めているわけではない。こういう顔がエロスを感じさせる文化の世界から来たのだろう
このゲームを見た人間の八割が言った「絵からして地雷」「4200円をドブに捨てる方が賢い」などの発言も納得するしかない面もある
エロゲにおける絵は重要である。人は見た目が9割という本もあるのだからエロゲにおける絵もそのくらいファーストコンタクトでは重要視される。つまり約束された失敗とも言える。
虚無を感じながら、催眠術でエロい事をして徐々に主人公はお母さんと距離を縮める
催眠術でお母さんを犬にしているシーン。ただ、主人公の評定がありえないほどに覚めている。エジプトの壁画を彷彿とさせるがファラオの呪いとかが怖いので止めておこう。
配慮したエロいシーンの切り抜きも見せていこうと思うが、中々にこれも平衡感覚を失っていく
ナズェミテルンディス!!
何かがおかしい
ウーパールーパーかな?
ちなみにストーリーは3ルートある。母として認めて仲良く(性的にも)過ごすお母さんルート
催眠術がかかりすぎて、お母さんを自分の女にするおねショタルート
キューピー人形みたいな胴体
そして、お母さんが催眠術をかけて主人公を調教する(性的な)教育ママルート
インタビューしてるみたい
合計4ルートである
1ルート1000円。そう考えるとどうだろうか? ハードカバーの小説が四冊も買える。個人的にはコスパは最悪だと思う。
このゲームはクリアまで大体は3時間程度。じっくり読んでも4時間くらいになるのではないだろうか? ガリガリと絵で正気を削ってくるので短くて助かるとも言える
ちなみに面白すぎるCGがある。始めてみた時に腹筋がねじ切れそうになった。
抱きついて倒れるシーン。組体操かな?
その瞬発力だけで言うなら500円位の価値はあった。このゲーム全てを総合しての価値である。
しかし、このゲームを買ったことでわかったことがある。
4200円あれば何が買えるだろうか? メモリであれば2GB二枚組が買えるだろう。名作と言われる本であればハードカバーでも4冊。文庫本なら7~8冊は買える。食費にすれば1日で美味しいご飯を沢山食べれる。そう、そんな風にこのお金では素敵なことが沢山行える。
たった3時間。それで4200円という価値について深く考えることが出来た。それは素敵なことではないだろうか?
そう、4200円を持って街に出よう。そこで素敵な時間を過ごせる――
このゲームを買うくらいならドブに4200円捨てるほうが時間の節約になることは間違いないということは確実だ
ちなみに
スタッフロールは1枚である。メニューが1種類しかないラーメン屋かよ
4200円をドブに捨てたいが、世界に金を循環させたい奇特な人間はぜひ買って欲しい