やりたいことはいっぱいあるけど、このブログだって更新したいんだぜ! という意思表示のために書きます(クズな発言)
ただクソゲー話題にするには現状の体力が少ない(クソゲーはカロリーを使う)ので、たまにはおすすめ紹介をしてみようかな……でもエロゲをそんなにプレイしていないのでもはや古参の語りになってしまう
これじゃいかんということでエロゲについて話をします。いいですね!
さて、かつてすたじお緑茶から発売されたエロゲ
恋色空模様
を知っているだろうか?
発売はなんと2010年!
おそらく「おい、こいつ話題がないからってついに古のゲームについて語り始めたぜ!」とか思っていることだろう。
まあ、ちゃんとこれには理由がある。というのも発売メーカーである「すたじお緑茶」がふと気になって調べてみたのだ。
メーカーが消えていた。そう、倒産していたのだ。
おそらくエロゲーマーからすればまだDies ireなどを発売したLightが倒産した記憶に新しいだろう。まあこっちと違って普通に売れないので倒産ではあるので仕方ない。
しかし! すたじお緑茶を語る人間が居なくなることは悲しい! 一周忌みたいなものだからということでここで語ってやろうじゃねえか! ということだ
でもクソゲ語りですよね? 死体蹴りって言葉を知っていますか? という人へ
正論は聞く。やめてくれカカシ
名作についての語りはまた今度だ。だって思いついたんだもん……
さて、このゲームについて語ろうと思ったのだが、公式サイトが消えてるの不便だな! だけど僕らにはいつだって頼れる仲間のげっちゅ屋が居るので引用する
http://www.getchu.com/soft.phtml?id=634985&gc=gc
うわっ、クソ長っ!!!!
引用するのがキツいレベルで長かったのでURL。まあ具体的に言うと「なんか廃校のピンチでいいやつも多いから、俺がなんとかしてやるぜ!」という話です。一行でまとめてくれカカシ
さて、このダラーーーーーーーーーーーっとしたあらすじから分かる通り、この作品がなんか妙に間延びしているのだ
精神と時の部屋でも使ってんのか? というくらいに長い。具体的に言うと
共通ルートが20話ある
さて、「20話と言われてもピンとこねぇ~~~!!」って思う人は多いだろう
1~10話が第一部。いうならお披露目会
11~20が第二部。いうなら共通ルートの問題解決
そしてその後に個別ルートがくるが……大体8話くらい
まずこれを見て「個別ルートよりボリュームが多い共通ルート???」ってなる人は多いだろう。ちなみにほぼ一本道だ。
そして最大の問題
1話あたり1時間位はかかるくらいに長い
いや、これに関しては諸説あるかもしれないがマジで長い。なんというか純粋にこれは手癖なのだろうが不必要な部分までテキストに書いているせいで呼んでいて永遠を感じるのだ。
では、内容はどうなのか……?
「世界が全力で主人公を上位にする凡百なチートハーレム真っ青なチートハーレム物」
これである。いや、想像をしている三倍くらいヤバい。
基本的に主人公が女の子にモテる、やけに人望があるなどは許せる。個人的なラインとしては余程じゃない限りは案外読めてしまう(なおこのブログでは余程なゲームばかりです)
実際出会いとか、主人公がある程度評価されるパートまでは個人的にはそこそこ許せる普通ラインだ
だが、問題は2部パート
廃校問題が立ち上がり、主人公が中心人物となり廃校をさせようとする地上げ屋に立ち向かうのだが……
主人公の友人が世界によってアホにされてしまう
えっ? 何が起きたの!? って思うかもしれない。お前は何を言っているんだ……かもしれない。でもそうなのだ
やるなと言われたことをやる。何故か主人公と一緒に協力する立場なのに主人公に急に負けたくないという意思が芽生えて暴走する。そしてその尻拭いをすることで評価をドンドン上げていく主人公
周囲から、特に知性があるはずの大人たちは何故か主人公をガンガン評価していく。なんか知らんが敵のボスまで主人公を評価する。世界が主人公に優しい。それはもう残酷なイジメでは? ってくらいに主人公を持ち上げてくる
だが、別に友人が失敗をして尻拭いをする主人公というパターン構築なだけで、まあいいんじゃ……と思う人。思い出して欲しい
おんなじような話が20話のうちで7~8話くらい続くんだ。
(煉獄か?)
更に1部パートでも結構片鱗があるので相当にキツい。個人的には14話の時点で結構お腹いっぱいだった記憶があるので耐えれない人はアンインストール待ったなしかもしれない。
・都会育ちのもやしっ子で、やる気なし。頭で色々考えるが、行動に移せないタイプ
(これは主人公のプロフィール。お前この設定のせいで友人がアホにされたんじゃ……?)
キャラは割と可愛い部分は掛けているのだ、問題も多い。まあ主人公のせいなんだが
というのも似たような展開が続いていくなかで、基本的にキャラは皆「主人公くんは凄い! 主人公さすが!」「クソ……主人公には敵わねえよ」「見どころのある子だ」という感じのことしか言わない
基本的に主人公がメインすぎて他のキャラが何かしらの行動を起こすことが少ないので個性のバリエーションが薄い。濁流のような主人公賛美から、かろうじて垂れてくる個性という水滴を摂取して読み進めねばならない
まあ、ヒロイン自体は悪くない。約一名、バトル漫画みたいなリアリティラインをぶっ飛ばして剣でバトルをするヒロインがいるし、敵の地上げ屋にその免許皆伝の超人な兄弟子の用心棒がいるがそれは些末として片付けるとしよう
さて、そんなディスりまくったゲームだが、いいところはないわけではない
ヒロインとの出会いから仲良くなるシーン自体は王道だが悪くはない。それこそ、主人公賛美の毒が届かない範囲だと結構悪くないのだ。ちなみに主人公が画面上に存在しなくても賛美できそうだと登場人物の知性を下方修正してくるので油断はできない
そして、当時では目新しい立ち絵を使った演出。これは手放しに褒めていいと思っている
切り取ったシーンではあるが、当時は立ち絵の使い方はテンプレートに近くテキストノベルらしい使い方しかなかった
しかし、恋色空模様でした「画面上所狭しと立ち絵などを動かしながら表情や位置などを上手く表現する」というのは当時としてはかなり革新的だったし、それをちゃんと実現するすたじお緑茶は凄かったのだ
(現在では技術進歩でもっと色々してるメーカーが多いけども、それは時代の流れなので仕方ない)
テキストウィンドウを漫画の吹き出しのようにして喋らせるというのも面白く、こういう挑戦的な面で成長したらもっと凄いメーカーになる! と当時は思ったものだ
というか、なんで2,016年発売の夏彩恋唄では逆にクオリティダウンしたんだよ(半ギレ)
とまあ、完全に故人の前で悪口を言う親族みたいになったが、光るものはあったし良いメーカーではあった。ただ、存続できたかと言えば収縮傾向にあるエロゲ業界で目に見えて弱っているメーカーは死ぬのは仕方ないと言えるがやっぱり寂しいよな……
なので、ちゃんとエロゲ業界の同行を確認してゲームを買って応援していきたいな! ハム太郎! へけ! そうなのだ! 買って応援なのだ! まずプレイをするのだ!
うるせぇぞ!!
さて、ATRIというスチームゲームがあるのだがシナリオ的にも評判はよく面白そうなので買ったからいずれプレイして感想を載せたい
あと、4部作とは言え評判のとてもいい9-nine-とかそこら辺もプレイしたい……やることが、やることが多すぎる……!
ということで、おすすめがあればまた記事にするしクソゲも新しく見つけたレビューするかもしれない。期待して待っていてくれよな!